ロングインタビューを受けて

11/1。私の現在の最推し、DOBERMANINFINITYのSWAYさんがデフジャムからラッパーSWAYとしてソロデビューを果たしました。

雑誌サイゾーのロングインタビューがあまりにも刺さりすぎたオタクのただの感想文です。

ロングインタビューですごく真剣にたくさんのことを話してくれていて、そうだったんだ…と初めて知って驚いた部分もたくさんあった。

読んでいて一番衝撃を受けた部分は、LDHグループのアーティストのひとりであるSWAYだが、どうしても目立ってしまうのがアイドル的な側面だか、アイドルとラッパーというある意味相反するバランスに葛藤することはないのか?という質問に、

「自分はずっとヒップホップをやってきた自負があるし、確かに"アイドル・ラッパー"と言われることもありますけど(苦笑)、それは僕が決めることじゃない。それこそ昔は"周囲からはこう見られたい!"という意識が強かったんですが、今は肩の荷が下りたというか、気にしなくなりました。逆に、若い子やヒップホップを知らない子に向けて、視野を広げる活動が僕の役目だと思っています。」

と答えていたところだ。

アイドルラッパーと言われたこともあったんだなあと思ったし、そうやって世間から見られたとしてもそれは自分が決めることじゃなくて周りの人が決めることだと言い切れる彼は本当に強い人だなあと思ったし、逆にそれがきっかけでヒップホップを好きになってくれるよう視野を広げる役目だと思っている彼は自分自身がどう見られているかもどういう立場なのかもきちんと分かった上でマイクを握ってステージに立ってくれてたんだなって。

私が想像していた以上に彼は自分を客観視出来る人間だし、割り切っている部分もあるし、マルチで完璧に見える彼も天才じゃない。努力して悔しい思いもたくさんして、だからこそ今のSWAYがあるんだなって彼の31年間に想いを馳せて重いオタクの私は静かに泣いた。

私はSWAYさんのやってみたいな〜だけで終わらず、普通の人が言い出せず閉じ込めてしまうものをこれやってみたいです!こうしてみるのはどうですかね?と提案して言葉に出してそれを実行する姿が本当にかっこよくて大好きなんです。

彼がソロをやってみたいとヒロさんへ企画書を出さなかったら、名古屋にAKさんに会いに行って話をしに行かなかったらドーベルとAKさんとのコラボもなかったかもしれないし、それこそドーベルに入る時も俺はどうですかね?って言葉にしなかったら今はどれもないかもしれないんですよ。

全国を飛び回って休みがほとんどないであろうパンパンのスケジュールも全部、彼の努力と言葉と実行力で勝ち取ったものなんだなあと考えたり。過労で倒れたりしないかな…?と思ってしまうほどのスケジュールだけれど、その背中を見守りながらついて行きたいって思うんです。

SWAYさんはドーベルでアリーナツアーを叶えるということがどれだけ難しいかもきちんと理解していて、会場をたくさんのお客さんで埋めるためにはほんとにがむしゃらにならなきゃいけないこともすごく真剣に考えていて。

大衆に求められることばかりに重点を置くとコアなファンが離れていってしまうのでは?という問いに

「僕の音楽をヒップホップじゃないと感じるリスナーも大勢いると思います。でも僕が信念を曲げずに提示しているものを聴いて、一万人のお客さんが『いいね!』と思ってくれるのなら、僕はそのお客さんと共に成長していきたい。語弊があるかもしれませんが、コアな100人のお客さんの評価がすべてではない。それなら若い未成年の一万人の子達が『ハタチになったらクラブに行ってみたい』と感じてくれた方がよっぽど未来がある話だと思うんです。」

と答えていたのもグッときた。

ドーベルとしての未来もSWAYとしての未来のことも考えての今回のこのタイミングでのソロデビューだったんだな、と思ったしコアなファンもみーんな一人残らず離れずついてこいってのじゃなくて、自分と自分達が信じた音楽を愛してくれる人達がついてきてくれるのならそれでいいと言える強さや自分達の活動がヒップホップの未来に貢献出来ればとも考えてるのかなと考えたりもした。

彼のソロシングルリリースイベントである手厚い握手会にも参加したが、何巡してもSWAYさんはずっとニコニコと笑顔で本当にその名の通り手厚くて輝いていてすごいなあと思っていたのだけれど、彼が現場でずっと眩しく輝いていられるのには未来を見据えた強い信念と情熱があるからなのかなとなんだか少しストンときたというか。

長々と書きましたが、ほんとにこうやって彼の

思いを記してくれたロングインタビューには本当に感謝しかないです。

SWAYさんが好きだなあ。

もっともっと有名になってほしいなあ。売れてほしい。

アリーナツアーを叶える姿をこの目で見るまで応援させてほしいなあ。オタクも頑張る。

でっけー綺麗な景色を一緒に見たいです。

おしまい。